元気屋 Genkiya
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乳がんの症状と早期発見検診・治療・予後の要点

がん・腫瘍
2024年12月31日
医療監修チーム
乳がん乳がん しこり乳がん検診乳がん 治療乳がん 予後

重要なポイント

  • 日本人女性が最もかかりやすいがんです
  • 早期発見であれば90%以上が治癒します
  • 月に一度のセルフチェック(自己検診)が有効です
  • マンモグラフィ検診が推奨されています

乳がんとは

乳がん(乳癌)は、乳房にある乳腺(母乳をつくるところ)にできる悪性腫瘍です。日本人女性の9人に1人がかかると言われており、女性のがんの中で最も多い病気です。 ただし、乳がん 早期発見で適切な治療を受ければ、高い確率で治すことができます。

乳がん 症状(しこり)と見逃しやすいサイン

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セルフチェックで気づける症状

入浴時や着替えの際に、鏡を見たり触ったりして確認しましょう。

  • 乳房にしこりがある(石のような硬さ)
  • 皮膚のくぼみ・ひきつれ(えくぼのような凹み)
  • 乳頭からの分泌物(特に血液が混じったもの)
  • 乳頭のへこみ・ただれ

2
進行すると現れる症状

  • しこりが大きくなり、皮膚が赤く腫れる
  • 皮膚がただれる(潰瘍)
  • 脇の下のリンパ節が腫れる(しこりを感じる)
  • 腕のむくみやしびれ

乳がん しこりは痛い?(乳がん 痛い の判断ポイント)

「乳がん 痛い」と検索される方は多いですが、乳がん しこりは痛みを伴わないことも少なくありません。一方で、痛みがあるから良性と決めつけられるわけでもなく、痛みの有無だけでは判断できません。

  • 左右差のあるしこりが続く、または大きくなる
  • 皮膚のひきつれ・えくぼ状の凹み・赤みが続く
  • 乳頭分泌(特に血性)や乳頭のただれがある
  • 月経周期と関係なく「乳がん 痛い」状態が続く

気になる変化があれば、乳腺外科で相談しましょう。遺伝的要因が心配な場合は、関連疾患として卵巣癌(卵巣がん)の症状と検診も参考になります。

原因とリスク因子

女性ホルモン(エストロゲン)の影響

乳がんの多くは、女性ホルモンのエストロゲンの影響を受けて増殖します。体内のエストロゲンレベルが高い状態が長く続くことがリスクを高めると考えられています。

初経が早い、閉経が遅い、出産経験がない、初産年齢が高いなどがリスク因子となります。

その他のリスク因子

遺伝的要因

家族に乳がんや卵巣癌の方がいる場合(HBOCなど)

生活習慣

閉経後の肥満、飲酒、運動不足、喫煙

ホルモン療法

更年期障害のホルモン補充療法などの長期実施

年齢

30代から増加し、40代後半〜60代でピークを迎える

乳がん検診と乳がん 早期発見

マンモグラフィ(乳房X線検査)

乳房を挟んでX線撮影する検査です。手で触れてもわからないような小さなしこりや、微細な石灰化(がんの初期サインのことがある)を見つけるのに優れています。40歳以上の方に推奨されます。

超音波検査(乳腺エコー)

乳房に超音波をあてて内部を観察します。しこりの内部の状態(液体か固まりか)などを詳しく調べることができます。若い方や高濃度乳房の方に向いています。

検診に加えて大切なこと

  • 月に一度のセルフチェックで、乳がん 症状(しこり)に早く気づく
  • 自治体の乳がん検診の対象年齢・頻度を確認し、継続する
  • 家族歴がある、高リスクと言われた場合は医療機関で個別に相談する

乳がん 治療(手術/薬物療法)

乳がん 治療(手術/薬物療法)は、病期(ステージ)や腫瘍の性質(ホルモン受容体・HER2など)により組み合わせが変わります。 乳がん 早期発見の段階では、手術で取り切れる可能性が高まり、再発予防の治療を上乗せしていく考え方が基本です。

手術(乳房温存術・乳房切除術)

腫瘍を取り除く治療で、病変の大きさや位置、乳房の形、リンパ節評価(センチネルリンパ節生検など)を踏まえて方法を選びます。術後に放射線療法を組み合わせることもあります。

薬物療法(ホルモン療法・化学療法・分子標的薬など)

乳がん 治療(手術/薬物療法)のうち薬物療法は、再発リスクを下げる目的(術前/術後)や、進行・再発時の病勢コントロール目的で行います。腫瘍のタイプに応じてホルモン療法、抗がん剤(化学療法)、分子標的薬、免疫療法を選択します。

放射線療法と支持療法

放射線療法は、局所再発のリスクを下げるために行われます。治療中の副作用(皮膚炎、倦怠感、吐き気など)は個人差があるため、症状緩和や生活支援(支持療法)とセットで考えることが大切です。

乳がん 予後(再発リスクと経過観察)

乳がん 予後は、ステージ、リンパ節転移、腫瘍のタイプ、治療への反応、全身状態などで大きく変わります。数字(生存率)だけでなく、「再発を防ぐ治療をどこまで上乗せするか」「生活の質をどう保つか」を含めて主治医と一緒に判断することが重要です。

経過観察で確認すること

  • 治療後の定期受診と、必要に応じた画像検査
  • 反対側の乳房も含めた乳がん検診の継続
  • 体調変化(しこり、痛み、息切れ、骨の痛みなど)が続く場合の早期相談

乳がんと関連の深い女性のがんについては、子宮頸がんの症状と検診もあわせて確認すると、検診の全体像が掴みやすくなります。

よくある質問(FAQ)

乳がん 症状(しこり)を感じたら、まず何をすべき?

乳がん しこりに似た症状には良性疾患も含まれますが、自己判断は危険です。しこり、乳頭分泌、皮膚のひきつれなどが続く場合は、乳腺外科または乳腺外来に相談し、必要な検査(マンモグラフィ、乳腺エコーなど)を受けましょう。

乳がん検診は何歳から?頻度は?

推奨は自治体や学会の指針、個人のリスクで異なります。一般には40歳以降はマンモグラフィを一定間隔で受けることが多く、若年や高濃度乳房では乳腺エコーを併用するケースがあります。迷う場合は自治体の案内や医療機関で相談してください。

乳がん 治療(手術/薬物療法)の副作用が不安です

副作用は治療内容により異なり、予防や対策も進んでいます。生活への影響(仕事・家事・妊娠の希望など)も含めて主治医に共有し、支持療法やリハビリ、心理的サポートを組み合わせながら進めることが大切です。

乳がん 予後を良くするためにできることは?

乳がん 早期発見のための検診継続、治療の継続(内服などのアドヒアランス)、適正体重の維持、禁煙・節酒、無理のない運動などが一般に推奨されます。具体的な目標は治療内容や体調で変わるため、医療者と相談して決めましょう。

⚠️
医療免責事項

本記事の内容は一般的な健康情報であり、個別の医学的アドバイスではありません。 健康上の懸念がある場合は、必ず医療機関を受診し、専門医の診断を受けてください。