子宮頸癌の症状と予防HPVワクチンと定期検診
がん・腫瘍
2024年12月31日
医療監修チーム
子宮頸癌HPVワクチン不正出血女性の健康
重要なポイント
- 20代〜30代の若い女性にも増えているがんです
- 主な原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染です
- 初期は無症状ですが、進行すると不正出血などが現れます
- ワクチンと定期検診で予防・早期発見が可能です
子宮頸癌とは
子宮頸癌は、子宮の入り口(頸部)にできるがんです。 日本では年間約1.1万人が診断され、約2,900人が亡くなっています。 かつては発症のピークが40〜50代でしたが、最近は20〜30代の若い女性にも増えており、妊娠・出産への影響も懸念されています。 しかし、原因が解明されており、予防可能な「防げるがん」とも言われています。
主な症状
1初期のサイン
初期段階(前がん病変や早期がん)では、ほとんど自覚症状がありません。 そのため、無症状でも定期的に検診を受けることが極めて重要です。
2進行すると現れる症状
- 不正出血(生理以外の出血、性交時の出血)
- おりものの異常(濃い茶色や膿のようなおりもの)
- 下腹部の痛み、腰痛
原因と予防(HPVワクチン)
HPV(ヒトパピローマウイルス)
子宮頸癌のほとんどは、HPVというウイルスの感染が原因です。 HPVは性交渉経験のある女性なら誰でも感染するありふれたウイルスで、多くは自然に排除されますが、一部が持続感染し、数年〜数十年かけて癌化することがあります。
HPVワクチンで感染を防ぐことが、最も効果的な一次予防です。
喫煙
喫煙はHPVの持続感染を助長し、癌化のリスクを高めます。
検診未受診
検診を受けないことが、発見の遅れにつながる最大のリスクです。
早期発見のための検診
子宮頸がん検診(細胞診)
子宮の入り口の細胞をこすり取って、顕微鏡で異常な細胞がないか調べる検査です。 20歳以上の女性は、2年に1回受けることが推奨されています。
HPV検査
細胞診と併用することで、前がん病変の見逃しを減らすことができます。 HPVに感染しているかどうかも調べることができます。
⚠️医療免責事項
本記事の内容は一般的な健康情報であり、個別の医学的アドバイスではありません。 健康上の懸念がある場合は、必ず医療機関を受診し、専門医の診断を受けてください。
