食道癌の症状と原因お酒とタバコのリスク
がん・腫瘍
2024年12月31日
医療監修チーム
食道癌嚥下障害飲酒喫煙
重要なポイント
- 「飲み込みにくい」「しみる」といった症状が初期サインです
- 飲酒と喫煙の両方を行う人はリスクが非常に高くなります
- お酒を飲むと顔が赤くなる(フラッシャー)人は要注意です
- 早期であれば内視鏡治療で完治が可能です
食道癌とは
のどと胃をつなぐパイプ状の臓器「食道」にできるがんです。 日本人の食道癌の多くは扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)で、これは食道の粘膜表面から発生します。 中高年の男性に多く、長年の飲酒や喫煙習慣が大きく関わっています。
主な症状
1初期症状(見逃しやすい)
食事の時に違和感を感じることがありますが、一時的なことも多いです。
- 熱いものや酸っぱいものがしみる
- 飲み込んだ時にチクチクする感じ
- 胸の奥がつかえる感じ
2進行すると現れる症状
- 嚥下障害(食べ物がつかえて通らなくなる)
- 体重減少
- 胸や背中の痛み
- 声のかすれ、咳
原因とリスク因子
飲酒と喫煙の相乗効果
お酒を飲みながらタバコを吸う人は、食道癌のリスクが飛躍的に高まります。 アルコールが体内で分解されるときにできる発がん物質(アセトアルデヒド)の影響を受けやすいためです。
お酒ですぐ顔が赤くなる体質の人は、アセトアルデヒドを分解する力が弱いため、特に注意が必要です。
熱い飲食物
熱いものを頻繁に食べたり飲んだりすると、食道の粘膜が傷つきます。
逆流性食道炎
欧米で多い「バレット食道癌(腺癌)」のリスク因子です。
⚠️医療免責事項
本記事の内容は一般的な健康情報であり、個別の医学的アドバイスではありません。 健康上の懸念がある場合は、必ず医療機関を受診し、専門医の診断を受けてください。
