不安症(不安障害)の理解と心のケア
精神科・心療内科
2024年12月31日
医療監修チーム
パニック障害全般性不安障害動悸・息切れ認知行動療法
重要なポイント
- 「心配しすぎ」ではなく、脳の機能異常などが関わる病気です
- 動悸や息苦しさなど、身体的な症状も強く現れます
- 早期に適切な治療を受ければ、改善が期待できます
- 一人で抱え込まず、専門機関に相談することが大切です
不安症(不安障害)とは
不安症は、過度な不安や恐怖が長期間続き、日常生活に支障をきたす状態の総称です。 誰でも不安を感じることはありますが、その程度が著しく強く、コントロールできない場合に診断されます。 代表的なものに「パニック障害」「全般性不安障害(GAD)」「社交不安障害(SAD)」などがあります。
主な種類と症状
パニック障害
突然、理由もなく激しい不安(パニック発作)に襲われます。
- 動悸、息切れ、窒息感
- めまい、発汗、震え
- 「死んでしまうのではないか」という強い恐怖
全般性不安障害 (GAD)
仕事、家族、健康など、様々なことに対して過剰な心配が続きます。
- イライラ、落ち着きのなさ
- 疲れやすい、集中困難
- 筋肉の緊張、睡眠障害
社交不安障害 (SAD)
人前で話すことや注目されることに対して強い苦痛を感じます。
- 赤面、大量の発汗
- 声の震え
- 人との接触を避けるようになる
治療方法
薬物療法
脳内の神経伝達物質のバランスを整える薬を使用します。
- SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
- 抗不安薬(ベンゾジアゼピン系など)
精神療法(カウンセリング)
考え方や行動のパターンを見直し、不安への対処法を身につけます。
- 認知行動療法 (CBT)
- リラクゼーション法
⚠️医療免責事項
本記事の内容は一般的な健康情報であり、個別の医学的アドバイスではありません。 健康上の懸念がある場合は、必ず医療機関を受診し、専門医の診断を受けてください。
