元気屋 Genkiya
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不整脈動悸・心房細動の受診目安を整理

循環器
2026年1月17日
医療監修チーム
不整脈動悸心房細動心電図治療

重要なポイント

  • 不整脈は『心臓のリズムの乱れ』の総称で、種類により危険性が異なります
  • 動悸だけでなく、息切れ・めまい・胸痛・失神がある場合は受診の優先度が上がります
  • 心房細動は脳梗塞リスクが上がることがあり、抗凝固薬が検討されます
  • 心電図やホルター心電図で発作を捉えることが診断の鍵になります

不整脈とは

不整脈は、心臓の拍動(脈)のリズムや回数が乱れる状態の総称です。動悸(ドキドキする感じ)として気づくこともあれば、 無症状のまま健診で見つかることもあります。代表例として心房細動、期外収縮、頻脈(脈が速い)、徐脈(脈が遅い)などがあります。

不整脈の背景には、加齢、高血圧、心不全、甲状腺機能の異常、睡眠不足、ストレス、アルコールなどが関わることがあります。関連する状態として 高血圧 心筋梗塞 脳卒中 もあわせて理解すると整理しやすいです。

主な症状(動悸・息切れ・めまい)

動悸(ドキドキ)

脈が速い・飛ぶ・乱れる感じ。発作的に出ることもあります。

息切れ・だるさ

脈が不規則だと心拍出が安定せず、疲れやすく感じることがあります。

めまい・ふらつき

脈が遅い/速いなどで血圧が下がると起こることがあります。

無症状

心房細動などが無症状で見つかることもあり、検査が重要です。

受診の目安(危険サイン)

すぐに受診を検討したい症状

  • 胸痛、強い息苦しさ
  • 失神(意識を失う)、意識が遠のく感じ
  • 動悸が長く続く、頻繁に繰り返す
  • 片側の手足の麻痺、ろれつが回らない、急な視野異常(脳卒中の疑い)

動悸が軽くても、基礎疾患(心不全・弁膜症・甲状腺疾患など)がある、血圧が高い、年齢が高い場合は早めの相談が安心です。 体調と脈の記録(いつ、どんな状況で、どれくらい続くか)を取ると受診時に役立ちます。

検査(心電図・ホルター心電図)

よく行われる検査

  • 心電図:その時点のリズムを確認
  • ホルター心電図:日常生活での発作を捉える(24時間など)
  • 血液検査:貧血、甲状腺、電解質などを確認
  • 心エコー:心臓の構造や機能を確認

治療(薬・カテーテル治療)

薬(例)

  • 脈の速さを整える薬(脈拍コントロール)
  • リズムを整える薬(抗不整脈薬)
  • 心房細動では抗凝固薬が検討されることがあります

カテーテル治療(アブレーション)

不整脈の発生源を焼灼する治療で、タイプにより適応が異なります。症状の強さ、薬の効果、副作用、合併症リスクなどを総合して検討されます。

生活でできること(再発・誘因対策)

  • 睡眠不足・過労・ストレスを避ける(発作の誘因になることがあります)
  • 飲酒量を見直す(特に心房細動の誘因になることがあります)
  • カフェインや市販のかぜ薬などで動悸が出る場合は注意する
  • 高血圧や糖尿病などの管理も重要です

⚠️
医療免責事項

本記事の内容は一般的な健康情報であり、個別の医学的アドバイスではありません。 健康上の懸念がある場合は、必ず医療機関を受診し、専門医の診断を受けてください。